私が現在住んでいる横浜戸塚はその昔、
東海道五十三次の宿場、「戸塚宿」があった場所。
写真は戸塚宿を描いた歌川広重の浮世絵で、
JR戸塚駅の地下改札口壁面にも大きく飾ってあります。
子供たちが小学生の頃、
「戸塚区を知ろう」という夏休みイベントで
この浮世絵の存在を初めて知り、
歴史のある町に暮らせることを嬉しく思ったものでした。
自分がこれから本格的にやっていきたいと考えている
”戸塚発-ハンドメイド・ワークショップ”というコンセプトを
イメージした時に、ふとこの浮世絵を思い浮かべました。
左の建物に掲げられた看板の「こめや」というのは
旅籠兼茶屋で、
今で言う休憩所、カフェのような場所でもあったようです。
ここで旅の疲れを癒やし、また人は旅に出る…
きっと心和むリフレッシュできる場所だったんだろうな…
手作りは生きていく上で必ずしも必要ではないかもしれないけれど、
人が手を動かして何かに熱中する時間や、
ものを生み出す、作り上げる喜びは
何ものにも代えがたいもの。
クラフトケーションを、
日々の生活の中で気軽に立ち寄ることができて、
来てくださった人が手作りを通してリフレッシュしていただける
「こめや」のような場所にしたいと思っています。
場所が戸塚ではなく出張講習の場合でも、
自分自身が「こめや」のような立ち位置で、
みなさまが手作りで生活を活気あるものにする
お手伝いができたらと思います。

浮世絵とか絵巻とか、絵を見るのも子供の頃から好きで、
家でもいろいろな画集をよく眺めていました。
(描くのももちろん好きです)
年配の方向けに、浮世絵プラバン、浮世絵デコパージュなど
やってみたら楽しそうですね。