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御朱印帳の違いはほぼ表紙といってもいい
人と違う御朱印帳を持ちたい、自分のお気に入りの御朱印帳を持ちたいと思った時、
違いはなんだと思いますか?
- 大きさ…一般的に御朱印帳は
大きいサイズ(18cm×12cm)文庫サイズと
小さいサイズ(16cm×11cm)B6サイズがあります。
その他にも、正方形のものや特殊なサイズのものもあります。 - 表紙の柄…和紙でできたもの、布地でできたもの、
オリジナルにプリントされた和紙ではない紙を使ったものなど
いろいろあります。
中身の白い奉書紙はどの御朱印帳も共通していますし、御朱印帳の綴じ方には「蛇腹式」と「和綴じ」がありますが、中を開いてみないと違いがわかりませんよね。
つまり、表紙の材質や、柄で差をつけることになるかと思います。
和紙の場合
文庫サイズ、B6サイズいずれも、表紙(表・裏)に必要な和紙の面積はA4サイズほど。
私が御朱印帳の講座を行うときは、和紙屋さんから大きいサイズを仕入れ、カットしてキットを作っています。
御朱印帳は大きい作品ではないので、大判の和紙を買ってしまうと使い切るのが大変です。
また、和紙の柄には縦横の向きがあるものが多く、違った角度からカットしてしまうと、御朱印帳の向きと合わなくなってしまうものもあります。
先日楽天市場で、A4サイズの友禅和紙10枚セットというものを購入しましたが、
和紙は縦に柄が入っているのに対し、御朱印帳の片表紙にはその半分が必要なので、どうしても柄が横になってしまい使えないものがありました。
生地の場合
生地を貼る場合はどうでしょう?
絹やちりめんなど着物のハギレを使ったり、手ぬぐいの生地を使った御朱印帳も見かけます。
見た目は鮮やかで高級感もありますが、こちらは作る際に少し厄介です。
表紙台紙にあまり糊をつけすぎてしまうと、生地から糊が表に染み出し、
ベタネタになったり、乾いて固まったときにそこだけ質感が変わってしまい見栄えがよくありません。
作るときにちょっとしたコツが必要です。
こうなってくると、カルトナージュ(ヨーロッパの厚紙を使った伝統工芸)の要素が活かせそうです。
それ以外の素材
表紙にはA4サイズの紙や布があればいいのですから、
包装紙やコラージュペーパー、自分でイラストや文字を入れたりスタンプを押したりしたものでも作れそうです。
アイディアが広がりますね。
奉書紙を折る・貼る・表紙と合わせるのステップでスムーズに作れるからこそ、
その分余裕を持って、表紙選びを楽しんでみてはいかがでしょうか?
クラフトケーションでは、
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