最近入手した、手芸本から。表紙を見て、懐かしい~!と即買いした昔の手作りアクセサリー本。昔といっても私が小学生の頃のもの。今昭和レトロブームで注目されている80年代ですね。当時母たちの間では、和紙の千代紙を使ったアクセサリー作りが流行っていました。レジンのミール皿の上にぷっくりした金属のパーツをかぶせたようなイメージ。多分七宝焼にも使えるパーツなんだと思います。ぷっくりした金属の部分に切り抜いた千代紙を貼り、コーティングすれば完成。千代紙の柄や、柄の中でもどの部分を切り抜くかによって完成イメージがかなり変わってきます。和紙の千代紙は浮世絵のように何色か重ねて刷ってあり、金色のラインも入っていたりしてとてもキレイ。花柄が多くバリエーションも豊富です。しかも丈夫。これをアクセサリーで使うことを思いついた人はすごい!そしてさらにすごいのは、今のようにレジンやグルーガンが一般的でない時代に、木工用ボンドと工作用のニスだけでできるという手軽さ。今の私のように、お仲間とペチャクチャお喋りしながら柄を選んだり、完成品を見せ合っている楽しそうな若き日の母の姿が目に浮かびます。この本とともに忘れ去られそうになっている、こういった普通の家庭で楽しまれてきた古きよき「ホームクラフト」をいつかまとめて本にしたいと思っています。
プロフィール
パソコンサポートはこちら
お教室の先生や、起業家の方向けに、パソコンサポートをおこなっております。詳しくはこちら(パソっとティーチャー)をご覧ください。